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2008.2.4取材
静かな波の音が聴こえてくるような巨大なヤシの木。南海の楽園を思わせるエキゾチックな建物。東名清水インターを降りると、すぐに見える幻想的な光景。「バロン」は、本格的なバリスタイルを導入した新感覚のデザイナーズホテルだ。
ワンガレージタイプのこのホテルは、部屋ごとに専用駐車場を完備。誰にも会うことなく、車から直接部屋にチェックイン。階段をあがって扉を開けると、そこはもうバリの香りが漂うラグジュアリーなリゾート空間。チェックアウトも室内で行うため、最初から最後までふたりだけの時間を存分に楽しむことができる。
そもそも“バロン”とは、バリに伝わる獅子の姿をした聖獣のこと。別名「バナスパティ・ラジャ」(森の王様)とも呼ばれるバリの神様の名を冠したこのホテルは、すべてがこだわりのバリテイスト。ソファやテーブルなどの調度品から、小さな装飾品に至るまで、いずれもバリからの直輸入という徹底ぶり。それもそのはず。「バロン」を設計したのは、あのトップ建築家・西岡裕二氏なのだ。エキゾチックな意匠で、海外リゾートの妙を創出することにかけては右に出る者はいないと云われている氏のデザインなら、すべては納得。スタイリッシュでありながら、どこかテンダーなぬくもりを感じさせる極上の空間で、リゾート気分を満喫してほしい。
ビンタン、コロナ、バリ・ハイ等のアジアン・ビールに、ナシゴレンやミーゴレンといったバリ料理も充実。徹底したバリテイストが堪能できるこのホテルだが、それだけではない。アールデコ調の部屋や自然素材を生かしたナチュラルテイストの部屋といったカジュアルスタイルの部屋も多数用意されているのだ。モダンアート風のキッチュでポップな部屋から、大人の雰囲気漂うシックな部屋まで、その日の気分に合わせたチョイスが可能。全14室の決して大きなホテルでないにもかかわらず、このバリエーションの豊富さ。リピーターが続出するのも当然かもしれない。



各部屋のテレビには、インフォメーション機能を装備。すべての部屋の写真がチェックできるため、次回のルーム・セレクトも楽しそう。ワッフルやシューアイスなどのスイーツやジュースやお茶も無料サービス。部屋に常備された無料のブタメンも嬉しい。自動販売機のジュースがコンビニと同じ値段なのも、ホスピタリティの高さの表れである。最近では空気清浄機を導入したように、アンケートを頻繁に実施してユーザーの要望を積極的に取り入れているのも好感度大。今後も進化していくこと間違いなしの「バロン」。オープンから3年、これからも目が離せない。
装飾にもこだわった本格的なバリスタイルと、カラーの異なるカジュアルスタイルの2種類の部屋があるのが「バロン」の特徴。カジュアルスタイルの202号室は、壁に苺の模様が描かれたラブリーな一室。すべての部屋にはジェットバスが完備。浴槽は、足を伸ばしてゆったりとリラックスできる広々サイズ。

















