栃木県の南西部に位置する佐野市。近年ではアウトレットや佐野ラーメンで脚光を浴び、週末には首都圏からの多くの観光客で賑わっている。買い物や食事を楽しんだ後に、是非とも立ち寄りたいのが、佐野田沼ICからほど近くにある『マリー』だ。目印は猫のロゴと、ピンクと白の色味がキュートな外観。お部屋は全部で12室あるが、それぞれの部屋にテーマがあり、オーナーのこだわりが随所に感じられる。

　ここで店長オススメの3部屋をご紹介しよう。壁も天井も家具も一面真っ白のお部屋「213」は女性ウケ必至だ。まるでトルコのカッパドキアの洞窟ホテルに迷いこんだかのような、幻想的なお部屋は一見の価値アリ。

　うって変わって「205」は和のティストが満載。色とりどりの和傘や浮世絵が部屋を彩り、畳の寛ぎスペースもあり、モダンな和風空間を楽しむことができる。浴衣や着物など、あえて和装して来るのも気分が盛り上がるカモ。刺激的な夜を過ごしたい方にピッタリなのは「209」。真っ赤なお部屋に薔薇の壁紙、鏡張りの天井で、少々SMチックな雰囲気。いつも以上に情熱的なムードを楽しみたい方は、こちらのお部屋をセレクトしてみては。全ての部屋に42インチ以上の大型テレビに映画が見放題のVOD、フリーWi-Fiが設置されており、設備面も充実している。

　また、特筆すべきは佐野市初となる「フレックス」休憩システム。通常のホテルのように休憩できる時間帯が決まっているのではなく、6時から24時の間で、自分の好きな時間から休憩することができる。時間は3時間・6時間・8時間の3パターンからセレクト可能。

　一晩飲み明かした早朝、ゆっくり二人の時間を過ごしたい昼間など、様々なシチュエーションに合せて利用できるのが嬉しい。周辺でデートする際には是非立ち寄りたい一軒だ。