大阪を代表する繁華街のひとつ・なんばには、夜を賑わすホテル街も当然存在する。数多くのレジャーホテルを擁する激戦区のなかで、コンパクトながらもリッチな雰囲気と使いやすさを誇るのが、『MYTH City』だ。

　場所は、JRや大阪地下鉄（御堂筋線・四ツ橋線）、南海線のいずれの難波駅からも近く、アクセスのよさは抜群。今年4月に改装しリニューアルオープンしたばかりとあって、黒い直線と白い光を組み合わせたファサード（入り口）のデザインは、ブランドショップのようにおシャレで、若年層から熟年のカップルまで入りやすい。全12室ある客室はA?Cの３ランクに分かれているが、広さ以外の設備やアメニティは同じ。目当ての部屋が満室でがっかり……なんてことがないぶん、部屋による差がないのはかえって親切な設計といえるだろう。

　黒を基調とした内装はシックなモダンテイストで、目にうるさすぎない落ち着いたトーンが居心地のよさを演出する。50インチTVやVOD700タイトルなどメディア設備はもちろん、洗面所にはプラズマクラスタードライヤーや2wayヘアアイロンなどを完備。マッサージローションやハンドマッサージャーなど、２人のスキンシップを深めるグッズも忘れていない。MYTHグループオリジナルのフード＆ドリンクメニューは、定番の人気メニューを取り揃えており、会員メンバーは宿泊時のモーニング無料をはじめ、割引価格で利用ができるのも嬉しいポイントだ。ちなみに、会員メンバーは入り口の選室パネルで入会して、当日からサービス適用される。基本料金の割引や、WEB予約も可能になるので、かしこく利用したい。

　休憩、サービスタイム、宿泊のほか、特徴的なのは「ミッドナイトサービス」を設けている点だろう。深夜1時?朝６時の間にチェックインすると10時間まで利用が可能だ。通常のサービスタイムや宿泊よりも割安なので、終電を逃して深夜に気分が盛り上がったとき、「宿泊」しかなくて財布を痛める心配もない。

　決して広くはないが、コンパクトだからこそ使いやすく、２人の距離もぐっと縮まるというもの。なんばの夜を濃密に過ごすなら、ぜひ『MYTH City』を選んでみてはいかがだろうか。