青葉繁る、杜の都・宮城県仙台市。この地で長らく地元の方々に愛されてきたホテル「Bali Moon」がこのたび、リニューアルオープンを遂げた。コンセプトはズバリ「パーティ」。全18室のうち、２階と３階部分の12室を大改装。それぞれクリスマスやハロウィンなどを連想させるつくりになっており、選ぶだけでも楽しい気分になる。オススメは水回りまでフルリニューアルした「203」。新しいお風呂にゆったり浸かれば、日ごろの疲れも吹き飛んでしまう。

　このリニューアルにともない、ホテル名も「Hotel Spark」に変更。誕生日祝いのケーキの上にささっているローソク花火からインスパイアされたのだそうだ。「Hotel Spark」の最大の特徴は、その使い勝手の良さにある。このホテルには、休憩や宿泊、サービスタイムといった複雑なシステムは一切なく、「マルチフレックス」という新しい料金体系を採用しているのだ。

　マルチフレックスとはなんとも聞きなれない言葉だが、仕組みは簡単。滞在した時間に応じて、決められた料金を払うだけだ。たとえば、全６室あるエコノミールームの場合、月〜木は１時間までの利用が1900円！ １時間半までなら2900円、2時間までなら3900円と、時間に応じて定額料金が設定してある。お金を無駄にすることなく、スマートに利用できるのだ。

　現在「Hotel Spark」では、新規会員を募集中。年間の利用回数に応じてランクアップしていく仕組みで、最高ランクのブラックカード会員は、利用の度に基本料金から25％オフ。また、利用時間に応じて無料フードのサービスもある。

　「Hotel Spark」は仙台南ＩＣからすぐ。周辺には八木山動物公園やＩＫＥＡなどの大型ショッピングモールもある。行楽やお買いもののついでに、ぜひ、この新しいスタイルのホテルを体感していただきたい。