戦後間もない頃まで遊郭が置かれるなど、かつて色街として栄えた長野県長野市東鶴賀町。風情ある昔ながらの町並みが現存するこの街に、このほど１軒のホテルがリニューアルオープンを遂げた。リーズナブルでコスパ抜群の、シンプルモダンなホテル『hotel cou cou!』である。 　長野市役所から伸びる早苗町通りを北東に進むこと約600メートル。東鶴賀交差点を越え、次の交差点を西に入ると、ひときわ輝く真新しい建物が目に入ってくる。これが目指す『hotel cou cou!』だ。

ビル形式のホテルで、客室は全20室。リニューアルにあたって徹底的な改装が施されているため、ピカピカで清潔だ。部屋はグレードに応じてAからEの５つのランクに分かれている。部屋の内装はグレーを基調にしたオトナな雰囲気。シンプルながらもセンスの良さを感じる造りで、ムード満点の時間を過ごすことができるだろう。

オススメはもっともグレードの高いEランクの「201」「207」「301」「307」「310」。いずれもゆったりとした広めのお部屋で、ガウンがあるなどアメニティ類が充実している。自慢は65インチの大型テレビ。迫力の大画面で観るVOD（ビデオ・オン・デマンド）は大満足間違いなしだ。 　このEランクの部屋でも、休憩２Hで5000円、宿泊は9500円で利用できるのだから、「コスパ抜群」のコンセプトに偽りなしである。

もっとお得に利用したいという方には、Aランクの「202」がオススメだ。こちらのお部屋は休憩２H3300円、宿泊なら6000円と、とってもリーズナブル。 部屋の設備は必要かつ十分、しかしアメニティ類を抑えた分、料金を抑えることができたという。

周囲は閑静で、プライベート感が満載。江戸時代に「一生に一度は善光寺詣り」と称された名刹・善光寺もほど近い。普段使いはもちろん、観光の拠点としても利用したいホテルだ。