群馬県南西部に位置する藤岡市。豊かな自然に恵まれた風光明媚な街で、毎年4月下旬から5月下旬にかけては、「ふじの丘」で全長250メートルにもなる藤棚が咲き誇り、多くの見物客を集めている。 　そんな藤岡市にこのほど、新しいホテルがオープンした。12月12日にグランドオープンした『HOTEL SOARE』である。旧中山道を西に進み、中島新町線に入ることしばらく、関越自動車道が見えてきたら左に曲がる。と、視界に上品なベージュを基調にした建物が飛び込んでくる。これが目指す『HOTEL SOARE』だ。

ホテルのコンセプトは、「モデルルーム」。従来のレジャーホテルとは一線を画したコンセプトに期待が膨らむ。部屋には駐車場から直接入ることができる。プライバシーに配慮した造りだ。客室は全18室。デザインは各室異なるので、好みのものを選べるのが楽しい。いずれも過剰な装飾を廃したスタイリッシュな仕上がりで、新品ピカピカでどこまでもスッキリとした空間はたしかにモデルルームのようである。

オススメは「103」「104」「109」「110」「111」「112」「117」「118」の8室。こちらの部屋はサウナルーム付きなので、じっくり汗をかいてリフレッシュすることができる。そのほか、各室には大型液晶テレビや無料Wi-Fiを完備。電子レンジや電気ポッド、持ち込み用冷蔵庫などもあるので、長時間の利用にも対応できる。 　宿泊はフレックス制で、19時から朝5時までの利用が可能。入室から最大18時間も利用できるので、いつもよりも長い夜を過ごすことができるだろう。ショートタイム（2時間）は土日関係なく、3500円からとリーズナブル。

時間を気にせずにゆったり過ごしたい、気軽に短い時間に使いたい、どちらのニーズにも合致した使い勝手の良いシステムである。

現在『HOTEL SOARE』では、メンバーズカードの会員を募集中。利用するたびにポイントが加算され、系列店でポイント利用、割引サービスなどが受けられるのでリピーターは入会しておきたい。普段使いだけでなく、特別な日にも……365日、いつでも頼れるホテルだ。