埼玉県南部に位置するさいたま市。2001年に浦和市、大宮市、与野市が合併、2005年に隣接する岩槻市を編入して誕生した。2020年の人口は134万人。日本で９番目に人口の多い街である。

　さて、そんなさいたま市の中心地といって、まず最初に名前が上がるのが大宮駅だろう。ＪＲ在来線、新幹線、東武鉄道、さいたま新都心交通と多くの路線が乗り入れるロータリー駅だけあって、かなりの発展ぶり。駅周辺にはデパートなど大型商業施設が建ち並び、飲食店や個人商店などがにぎにぎしく密集している。

　その大宮駅近くで、このほどリニューアルオープンを遂げたのが、今回ご紹介する『プチホテルmio』である。

　大宮駅の東口からすぐ。周囲を居酒屋やレストランといった飲食店に囲まれた賑やかな一角に『プチホテルmio』はある。駅からは歩いて２分。この立地は、他にかえがたい大きな魅力である。

　木材を活かしたシックで温かな内装。露天風呂やジェットバスといった華美な設備はないが、その分、料金はリーズナブルに設定している。金曜日や祝前日でも6000円から宿泊可能。チェックイン後に外出することもできるので、夜の大宮の繁華街を散策するのも楽しそうだ。

　オススメの客室は、「10」「13」の２部屋。他の部屋に比べて、広めにスペースが確保されているため、ゆったりとくつろぎたい方に向いている。

　各客室には、置くだけでスマートフォンが充電できる非接触型の充電器が置かれている。ホテルのスタッフ曰く「リモートワークでのご利用もどうぞ」だそうだが、たしかにこの落ち着いた雰囲気なら仕事がはかどりそうだ。全室ＶＯＤも見放題なので、仕事に疲れたら、お気に入りの映画で一息入れるというのも悪くない。

　ホテル名の「mio」は、イタリア語で「私の〜」といった意味がある。駅至近で使い勝手のよい『プチホテルmio』。あなたにとって大切な「私だけのホテル」になることだろう。