千葉県の東部に位置する東金市。江戸時代に将軍家が鷹狩に訪れたことでも知られるこの街に、全国的に見てもきわめて珍しいレジャーホテルがある。それが、今回ご紹介する『ホテルLambie』である。『ホテルLambie』があるのは、JR東金駅から車で南東に５分ほどの場所。国道75号を東に下り、県道138号との交差点を北に向かうと見えてくる。静かな環境の中に佇む、隠れ家的な雰囲気のホテルだ。

さて、このホテルの珍しい点。それはひつじがいるのである。ホテルの敷地内には、小屋が建てられており、２匹のかわいいひつじが飼われている。どちらもオスで、名前は「おさむ」と「ごんげん」。ひつじがいるレジャーホテルは、日本広しといえ、おそらくここだけだろう。なんでも、元々ひつじを飼育していたオーナーが、広々としたところで飼ってやりたいとホテルを建設したという。オーナーの並々ならぬひつじ愛を感じるではないか。

もっとも快適なのは、ひつじだけでなく、人間も一緒。全９室ある客室は十分な広さがあり、ゆったりとくつろげるようになっている。内装はすべて異なるデザインになっており、「210」はスタイリッシュなアメリカン、「211」はアジアンなバリテイスト、「206」はきのこが生えた森のようなスタイル、「207」はログハウス風と、どの部屋も特徴があっておもしろい。宿泊や休憩の区別がない、フレックスタイム制なのも使い勝手がいい。

ウェルカムドリンクや無料モーニングのサービスがあり、ソフトドリンクだけでなく、ワインやハイボールなどのアルコール類も豊富に用意されている。オススメはアイスの抹茶ラテだ。客室にはお菓子の小袋がサービスで置かれている。毎回ランダムに変わるので、楽しみにしているお客さんも多いという。

現在、オープン記念にメンバーズ会員のみ、室料、食事、おもちゃ、すべて30％オフ。2022年2月28日までの予定なのでご利用はお早めに。日本で唯一のひつじのいるホテル。かわいいひつじに癒されに行ってはいかがだろう。