関西の中心的な都市である大阪府大阪市。市内に24ある行政区の中で、もっとも人口が多いのが、市の東端の位置する平野区である。市内にあって家賃が手ごろでありながら、繁華街にもアクセスがよく、人気のエリアになっている。その平野区に、このほど一軒のホテルがニューオープンした。「レジャーホテルの枠に留まらない、贅沢なサービスとデザイン」をコンセプトとする洗練されたラグジュアリーなホテル『ZENRIKYU平野』である。

ホテルが建つのは、市内を流れる一級河川・大和川のすぐ北側。地下鉄谷町線の長原駅、八尾南駅からいずれも徒歩10分という立地だ。周辺には倉庫や企業のオフィスが建ち並ぶ、静かな環境にある。客室は全28室。部屋のランクは、お財布に優しいバリューから、最上級クラスのスイートまで細かく分けられているので、使い勝手がいい。

オススメはスイートルームの「309」。57平米というゆったりとした客室の奥には、謎のカーテンがかかっている。はやる気持ちを抑えてカーテンを開くと、なかからガラスばりの浴室が表れる。この浴室は、なんと露天風呂。浴室には火照った体を落ち着けることができるソファーも置かれており、至極のバスタイムを過ごせそうだ。また、この部屋には岩盤浴も設置。体の底からリフレッシュすることができる。

サウナが好きだという方は、ロイヤルクラスの「214」もいいだろう。こちらには、２人で入れる乾式サウナが付いている。うだるような暑さのあとには、言葉にできない爽やかな瞬間が待っている。日頃の疲れがたまっているという方は、この部屋がイチオシだ。

デラックスタイプ以上の客室が確約された「大阪観光プラン」、出張など一人用の「ビジネスプラン」、女性用の「女子会プラン」など、多様なプランが用意されている『ZENRIKYU平野』。普段使いはもちろん、観光やビジネスの拠点としても大活躍のホテルだ。