山梨県第二の都市・甲斐市。昇仙峡をはじめとする豊かな自然に恵まれ、風光明媚な街である。その街にこのほど一軒のホテルがオープンした。 甲府昭和インターチェンジから車で8分の距離にある、『ホテルPINON』である。ホテル名の『PINON』は、スペイン語で松の実、松ぼっくりといった意味がある。南欧の雰囲気満点のホテルで、その名前の通り、敷地内には松の木が植えられている。

外観は白を基調にしたシックな佇まいで、女性も入りやすい。客室は16室。各部屋、花や果物をモチーフにした壁紙が施されており、まるで南ヨーロッパを旅行しているような気分になれる。浴室には客室の壁紙の夜の姿を表現したグラフィックがあしらわれているのでお見逃しなく。 オススメは、夾竹桃の壁紙がインパクトのある「213」。マイクロバブルバス付き。「207」と「212」は禁煙ルーム。テレビは大迫力の65インチ、VOD、クロームキャストなど最新設備も充実しているので、大画面で好みの動画を楽しむことができる。

フードは60種類と品数が豊富。おつまみなどの軽食から、パンケーキやパフェなどのスイーツもあるので、食事もしっかり楽しむことができる。 2022年6月現在は、リニューアル記念にスクラッチイベントを開催中。お菓子や割引サービスなどがGETできるチャンスだ。

『ホテルPINON』のサービスで特筆すべきが、料金の支払い方法。最近はなかなかお目にかかれない「エアシューター」を採用しているのだ。専用のカプセルにお金を入れて、フロントとやり取りする。おつりがあれば、カプセルがエアシューターで戻ってくる仕組みだ。

昔懐かしの設備だが、若者には逆に新鮮だと好評なのだとか。このご時世、非対面でやり取りできるのも嬉しい。ホテルの近くには、世界的な建築家が設計したことで知られるＪＲ竜王駅がある。駅舎から南アルプスや富士山のすばらしい景色を眺めることができるので、ついでにぜひお立ち寄りいただきたい。