東北地方を代表する大都市である宮城県仙台市。そのほぼ中央に位置しているのが、青葉区である。伊達政宗が居城を構えて以来、城下町として栄えてきたこのエリアには、現在でも宮城県庁や市役所などが置かれ、政治・商業の中心地として機能している。 2023年12月、そんな青葉区にあるホテルがリニューアルオープンを遂げた。ホテル『螢月（ほずき）』 である。JR仙山線の葛岡駅から徒歩９分。駅を背に南に進むと見えてくる、県道31号線沿いにある。目の前には広瀬川が流れるという、自然豊かな抜群のロケーションである。

実は、この広瀬川はホタルの名所。ホテル名の『螢月』 もそこからつけられた名前で、全室が川に面したリバービューのため、６月下旬から７月上旬には各部屋に備え付けられたバルコニーからホタルを眺めることができる。さらに運がよければ、野生のカモシカに遭遇することもある、というからおもしろい。 客室は25室、全室に極上の寝心地のSonnoLenzaのマットレスを採用するなど、居心地の良さにこだわっている。

おすすめは、ログハウス風のデザインの「207」「408」「507」。木のぬくもりを感じるゆったりとした広さのある客室が自慢だ。カラオケもついているので、アクティブ派でも満足できるだろう。 ホテル内には、予約制のシミュレーションゴルフと男女別のサウナも完備。アメニティも充実しており、フロントにシャンプーや入浴剤などのバイキングが用意されているので、お好みを選んでいただきたい。

フードも好評で、カツカレーが人気とのこと。ステーキプレートなど、男性でも満足度が高いガッツリメニューも用意している。 ネットを通じて予約をすると、朝食が無料。平日の宿泊利用の場合は、ドリンクやケーキプレートやクレープ、パンケーキなどのスイーツサービスがある。また、バレンタインやゴールデンウィークなどにはくじ引きイベントなどを開催する予定だという。

バルコニーからの眺望は、まるで高級旅館のよう。大自然に包まれた最高のリラックス体験をぜひ味わっていただきたい。