日本一と謳われる湖のさざ波が静かに揺れる場所、彦根市松原町。琵琶湖の東岸に位置するこの街は、歴史と自然が織りなす美しい風景が広がっている。朝霧に包まれた湖面は、まるで絵画のようにたおやかだ。町を歩けば、湖畔をなぞる風が頬をかすめる。夕陽は見る者の心を静かに包み込み、思わず足をとめて魅入ってしまうほど。そんな湖沿いにあるのが、レジャーホテル『リッド男塾ホテルグループ』だ。リニューアルした2階・3階（全室）は、今までに増して新たな魅力を放っている。

各部屋は赤、青、黄色といったテーマカラーで彩られ、例えば「301」や「205」は和の趣を感じさせる絵画のような壁紙が目を引く。「206」に描かれた金魚は、まるで生きて泳いでいるかのような存在感を放っている。

一方で「207」「302」は幾何学模様がデザインされ、洋のイメージ。いずれの部屋も開放感のあるオシャレな雰囲気で、訪れる度に「今日はどの部屋にしよう」というワクワク感が楽しめる。

また設備面の充実ぶりも見逃せない。各部屋の浴室にあるのは、リファのドライヤーやヘアアイロン、ミラブルのシャワーヘッド。アメニティは各種ブランドシャンプーに加え、日焼け止めクリームにボディクリームも揃う。超音波加湿器も設置されているから、就寝中の乾燥も恐れるに足りない。ちょっとしたおつまみからガッツリご飯まで、メニュー豊富な食事やドリンクも注文できる。多様なニーズに応えてくれる、ホテル側の細かな気配りが嬉しい。

『リッド男塾ホテルグループ』は、男女カップルのみならず、同性同士やお一人様、友人同士でのパーティー利用も可能だ。目の前の琵琶湖はもちろん、彦根城などの観光スポットへのアクセスも良好で、旅の拠点としても活用しても良いだろう。悠久の彼方から時を紡いできたこの街のホテルで、忘れられないひとときを過ごしてほしい。