歴史の都・奈良の市街地から車で約５分という便利な立地にある『ホテルS』は、2015年４月にグランドオープンしたばかり。行楽シーズンには他県からの宿泊利用の客も多いとあって、一週間前からの宿泊予約にも対応しているほか、途中外出が可能だったり、チェックイン前＆チェックイン後にも駐車場を無料利用できるなど、観光客に嬉しいシステムがとられている。

　「S」の大きなネオンがまぶしい外観は、モノトーンを基調としたシックな佇まい。最近主流のいわゆるラグジュアリーホテルで内装もスタイリッシュだが、29室ある部屋のコンセプトはアーバン系、セクシー系、キュート系などさまざまだ。

　部屋のランクはシルバー・ゴールド・プラチナと分かれているが、おすすめはさらにハイランクの7室あるスイートルーム。メゾネットタイプになっている「215」「216」や、露天風呂のある「316」「410」、ミストサウナを併設した「301」「201」「215」「216」、シャワーブースが設けられた「401」など、用途やムードによって選ぶことができる。中でもひときわ大きな「410」は２ベッドあり、広々としたソファに露天風呂、ミストサウナを完備しており、とっておきのラグジュアリー感を演出できるだろう。

　もちろん、スイートルーム以外の部屋も、全室に水中照明付きのレインボーブロアバスや加湿器付空気清浄器やブルーレイディスク、電子レンジなどを完備しているなど、標準的な設備は申し分ない。シャンプー・ボディソープ類だけでも約40種類を取り揃え、フットスパ、スチームイオン、自撮り棒に至るまで、無料レンタル品は100種類以上！ 急なお泊まりにも対応できる充実のアメニティは嬉しい限りだ。

　また、このホテルが力を入れているのが、オリジナルのフードメニュー。ビストロを指向した200種類の豊富な品揃えは、ワインだけで約30種類。フォアグラのステーキといった本格的な料理も楽しむことができる。宿泊客には朝食が無料サービスされ、和食は釜炊きのご飯が、洋食はホットサンドの機械ごと運ばれて、できたてを味わえるというこだわりよう。ウェルカムドリンクのサービスは他のホテルでもよくあるが、ここでは会員メンバーになると、自慢のビストロメニューからフードメニューまで2品サービスされるという。

　奈良県下でもトップクラスを自負する充実したフルサービスを提供していながら、価格は驚きのロープライス。一番下のランクであれば、平日は宿泊（最大21時間利用）が5,390円から、ショート（最大１時間）に至っては2,150円から利用することができる。長時間利用ができるお得なサービスタイムや宿泊を利用して、ぜひ至れり尽くせりのサービスをめいっぱい堪能してほしい。