都内でも有数のレジャーホテル激戦区といえば、渋谷の円山町だろう。週末ともなれば混雑必至のこのエリアで、快適かつ最適なホテルを探すのは難しい。だが、迷ったときにはここ『HOTEL ALLURE』を選べば、まず間違いはないのではないだろうか。

　外観はフランス・パリをイメージしたこのホテルは、室数は全13室と小規模ながら、てらいのない落ち着いた雰囲気の内装は、使い勝手もよく普段使いにぴったり。一部の部屋はバリアフリー対応もなされている。なにより嬉しいのは、日?木の宿泊は全室均一7,500円で利用できるというシンプルな料金設定だ。部屋の料金区分も、ランクA＆B（9室）と、それより少しリーズナブルなランクC（4室）の２種類だけと非常に明快。

　たとえば休憩利用の場合、月?金曜の5時から翌1時までの間の4時間利用で、ランクAの部屋なら4,800円、ランクBの部屋なら4,500円、ランクCの部屋なら4,300円と３パターンだけなので、とてもわかりやすい。ランクCの4室をのぞき、部屋のバスルームはゆったり広めで、浴槽には円形のレインボージャグジーバスを採用している。バスタイムはレジャーホテル利用時の大事な要素だが、ロマンチックな水中照明と強力なジャグジーで、２人の浴室を素敵なリラクゼーション空間に彩ってくれるだろう。また、部屋に設置された美容器具やアメニティも、女性に人気のブランドやメーカーを各種取り揃えている。シャンプー、トリートメントなどの無料レンタル品も充実しており、サービスは申し分ない。

　さらに嬉しいのが、深夜０時以降は、女性２名なら5,980円（3名なら1.5倍）で宿泊できるという点。いま流行りの女子会利用はもちろん、終電を逃してしまった女友達どうしの憩いの場としても使えるだろう。男性の一人客も利用可能なので、いざというときのビジネスユースも受け入れてくれるはずだ。

　仰々しいクラブのような内装のラグジュアリー感あふれるホテルもエキサイティングだが、普段使いにはここ『HOTEL ALLURE』のような小回りの利く堅実な設備とサービスのホテルが役に立つかもしれない。