高松市の中心部である高松駅からほど近く、木太町の一角にあるホテル街でひときわ新しくきれいな外観を誇るのが、『ヴィ・スタイル・ガール』だ。客室は１ルーム１ガレージの連棟形式。車を停めて直接部屋へ入ることができるので、お忍びのデートでも人目が気にならず安心だ。このホテルのコンセプトは、“リーズナブルかつ高品質”であること。若者にもたくさん利用してもらいたいという思いから、最小限の設備で最大限のコストパフォーマンスを感じてもらえるよう、利用しやすい細分化された時間区分と、大胆な低価格を設定している。

　休憩は、基本３時間のほかに、ショート60分、ミドル90分を用意。宿泊も22時から翌12時のスタンダードプランのほか、22時から翌10時の早起きプラン、18時から翌12時のゆったりプランに分かれている。これに、6時から20時の間で最大10時間利用できるフリータイムを合わせれば、選択肢は豊富。時間が足りなくなったり余らせたりすることなく、もっともコスパのいいプランを選ぶことができるだろう。

　また、16室ある客室のうち「102」「111」「112」「120」の４室は、中国・四国のレジャーホテルでは初の試みだというシャワールームを採用。浴槽がなくシャワーのみの簡素な浴室で、そのぶん休憩３時間なら3,680円という破格の低価格で利用可能なのだ。さらに、通常のレジャーホテルでは30分単位がほとんどの延長料金も、このホテルでは10分単位でカウント。徹底してムダな支払いをしなくて済むシステムは、お金のない若者には嬉しい限りだ。徹底した低価格の秘密は、フードサービスやウェルカムドリンク、レンタル品などを省き、持ち込み自由にすることで低コストを実現していることにある。ただし、設備やアメニティなどのクオリティはそのままなので、高品質・高コスパを実感することができる。内装はチープな装飾を廃し、ビジネスホテルのようなシンプルだがシックな清潔感あふれるデザイン。他の部屋より寝室や浴室がやや広い「101」以外と、シャワールームの４室以外は、すべて均一の仕様で揃えた。

　65インチの大型テレビや1000タイトル以上のVODシステム、ブルーレイプレイヤーなどはもちろん、客室には高音質で知られるBOSEのスピーカーを採用、浴室にも23インチのテレビを設置するなど、設備は申し分ない。また、ガウンは旭化成が開発した上質な肌触りの「キュプラ ベンブルグ」を使用、タオルも高品質のものを用意しており、ヘアアイロン、くるくるドライヤー、メイクミラーなどの美容アイテムも完備されていて女性も安心だ。

　低価格・高品質の徹底した高コスパを誇るこのホテル。短時間勝負で利用したいときにも、長時間ゆっくり滞在したいときにもお財布にやさしく、さまざまな場面で何度もリピートしたくなることうけあいだ。