埼玉県の県庁所在地さいたま市は、10の区で構成されている。その10区のうち、もっとも東にあるのが、"豆腐ラーメン"で一部のＢ級グルメマニアに知られる岩槻区である。 今回ご紹介するのは、その岩槻区にある『ロータス　モダンリゾート岩槻店』。コンセプチュアルなホテル運営に定評のある「BestDelight's Hotels」のグループ店だけあって、このホテルも一味も二味も違うユニークなホテルになっている。 ホテルが建つのは東武鉄道野田線の岩槻駅から南に2.5キロほどの場所。歩くには距離があるので、車で移動するのが吉だろう。

客室は32室。目指したのは「非日常空間に誘われるリゾートホテル」というだけあって、最上級の「プレジデント」ルームはもちろん、最も手ごろな「サービス」ルームまでいずれも快適。部屋によって露天風呂があったり、ゲームセンターにあるダンスダンスレボリューションの巨大ゲーム機があったり、全自動シャンプーがあったり、ＶＲ設備などの「特別設備」があるので、部屋を選ぶ楽しみがある。

言うなればテーマパークのようなホテル。そのアミューズメント性の高さが最大限に発揮されているのが、屋上の共有スペース。 なんと業界初、屋上にバッティングセンターやバトミントン、フットサル、バスケットが楽しめるスポーツアトラクション施設を作ってしまったのだ。

さらに２階にはダーツやビリヤードが楽しめるスペースまで……いずれも24時間無料で利用（時間貸し）できるというから、なんとも太っ腹ではないか。

上質なホテルのもてなしに包まれ、ゆったりとした非日常な空間を味わいながら、心行くまで遊ぶこともできる。まさにこれぞ"レジャー"ホテル。 『ロータス　モダンリゾート岩槻店』は、これからのレジャーホテルの新しいカタチを示してくれているのかもしれない。