埼玉県の南西部に位置する、県第五の都市・所沢市。明治44（1911）年に日本初の飛行場がつくられたことから、「日本航空発祥の地」としても知られている。 2020年末、その所沢市に新しいホテルが誕生した。12月7日にグランドオープンを遂げた『ココホテルアウル』である。ホテルが建つのは、関東自動車道・所沢ICから東に約１キロの場所。最寄りのJR武蔵野線・新座駅からは距離があるので、車で訪れるのがいいだろう。気品を感じさせる白い外観。屋上に大きな看板が出ているので、すぐにわかるはずだ。

コンセプトは、モダンアジアンリゾート。客室は全24室。内装は華やかでありながら、シックにまとめられたデザインで、単なるアジアンリゾートの模倣ではなく、現代的な解釈が加えられていることがわかる。 オススメは特室の「605」。２部屋続きの客室で、４人で寝ても充分な広さのキングサイズのベッドが置かれている。カラオケもついているので、パーティールームとしても使えそうだ。

広さにこだわる、という方は部屋番号に注目。下一桁に「１」が付いている客室は、同じフロアの中でも広めの間取りになっている。部屋によって設備に違いがあるので、選びがいがありそうだ。

さて、『ココホテルアウル』の特徴といえるのが、使い勝手の良さ。1月18日から、選べる休憩時間が導入された。５時から17時の間限定だが、３時間、６時間、９時間の中から希望の滞在時間を選ぶことができる。ユーザー目線に立ったサービスだ。 そのほかのサービスでは、利用者全員にウェルカムドリンク・フードを提供。たこ焼きやチャーハン、フライドポテトなどが楽しめる。

メンバーズ会員になるとポイントが貯められ、室料の割引などが受けられる。 現在、『ココホテルアウル』では、グランドオープンイベントを開催中。20％オフ券をプレゼントしている。せわしない日常で飛び回り、疲れた心とカラダを休ませる。『ココホテルアウル』は、日本航空発祥の地にふさわしい飛行場のようなホテルである。