岐阜市の見どころといえば、日本三大清流のひとつとして知られる長良川、そして織田信長が築城した岐阜城。そのほど近くにあるのが、今回ご紹介する、『ホテルHANABI』である。ホテル名の「HANABI」は、毎年8月にかけて長良川で打ち上げられる花火をイメージ。その名前の通り、ご当地愛に溢れたホテルだ。

客室は全34室。最低30平方メートル以上という、ゆったりとした広さが自慢で、落ち着いた和モダンな内装が好印象だ。ウリはエリア最大規模の露天風呂（7室に完備）。そのほか畳部屋（5室）、ＩＨキッチン付の客室も4室ある。オススメは上記が全て完備された「101」「108」。2ドア冷蔵庫もあるのでファミリー層や長期滞在にもピッタリだ。カラオケ付きの「215」は、広々とした76平米のお部屋なのでパーティルームにもいいだろう。さらに、アメニティやフード関係も充実している。アメニティはシャンプーバイキングの他、スマホ用充電器やドライヤーなど貸出品も豊富なので手ぶらで安心。

フードはあったか鍋や冷麺など季節のメニューから、四日市とんてき、台湾ラーメン、手羽先、みそかつ丼、あんかけパスタ、きしめんカレーなど、中部地方のご当地メニューがずらりと揃っているので、長期滞在でも飽きずに楽しむことができる。(ご当地メニューは2023年1月開始予定)

さらに、館内には国際規格の本格的な卓球台まで用意されている。実は岐阜を含む中部地方は、知る人ぞ知る卓球強豪地域。全国大会の上位常連校の愛知工業大学明電高等学校はじめ、卓球強豪校がひしめき合っている。そんな中部地方だからこその卓球台……。こんなところにも『ホテルHANABI』の地域密着の郷土愛を感じてしまうのだ。

『ホテルHANABI』では、現在、メンバーズ会員を募集している。550円と有料だが、加入すると毎回10パーセントの割引に加えて、5回利用毎に次回利用料半額サービスが受けられるので、加入するのがお得だ。「温泉卓球」ならぬ「ホテル卓球」……。長期滞在をして、卓球の腕を磨くのも悪くない。