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ラブホテル評論家 日向琴子のハッピーステイ
プロフィール
日向琴子(ひゅうがことこ)
日向琴子(ひゅうがことこ)
19歳で上京し22歳で漫画家デビュー。 以後、漫画家として多くの連載やレギュラーを抱えるだけではなく、エッセイやグラビア、ラブホテル評論家等、多ジャンル各メディアにて幅広く活躍中。ライフワークとして、性感染症やエイズに関する予防啓蒙活動を続けている。
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ドンキーズジャングル(2011.05)

「一歩足を踏み入れると、そこはおかしなジャングルでした?!」−−−というわけで、今回は、東千葉にある『ドンキーズジャングル』に行ってきました♪

東千葉駅から歩いて約5分、千葉駅からでも歩いて12〜13分という場所にあり、比較的長時間、リーズナブルに堪能出来る遊び心満載のホテルです♪

今までこの「ハッピーステイ」で紹介してきたホテルのラインナップからすると、若干古い感があるのは正直なところですが、それを補って余りあるくらい、魅力的なホテルです!

まずはリーズナブルな料金&時間設定!ハッピータイムは土日も含めた毎日朝5時〜夜8時までやっていて、お値段4,600円〜7,300円。
それ以外は2時間パック、4時間パック、6時間パック、とあり、2,900円〜6,600円で楽しめます。宿泊は20時〜翌12時までと超ロングで6,800円〜10,800円☆

さらにメンバーになると、平日及び金曜日の18時から宿泊できる上に、平日予約すると延長が1時間サービスになるので、同じ料金で最大18時間滞在可能になるんです!部屋のタイプはA、B、C、Dの4種類。Aが一番安くて、BはAの+500円、CはAの+1,000円、DはAの+2,000円になっています。

そして、フロント&ロビーがアミューズメント性に富んでいる!ということ。
一歩足を踏み入れると、そこはジャングル。・・・遊園地みたいな感じです。パネルが無いので、直接フロントの人に「休憩で」「パソコンある部屋お願いします」「Aタイプの部屋空いてますか?」など、聞いてください♪

お部屋がいっぱいだった場合は、ウェイティングルームへ。奥の扉を開けると、そこがウェイティングになっています。
衝立で仕切られたブースがいくつかあり、いたるところに漫画の本棚があります。この漫画は、待っている間ここで読むのもヨシ、部屋に持っていくのもヨシ、一度部屋に入ってから、漫画を取りに来てもヨシ、と館内にいる間はいつでもどこでも好きな時に読めるようになっています。

部屋が空くのを待つ場合は、数字が書かれたおもちゃのバナナが渡され、部屋が空いたら館内放送で呼び出されます。うーん、楽しそう!若い年齢層の利用者が多く、ウェイティングでバッティングしても気まずさはゼロ、というこのホテルならでは、な部屋待ち方法ですね^^

ロビーには、ポップコーン無料取り放題や、お菓子のアソートの詰め放題(小・300円。大・400円)、お菓子やカップラーメン、ソフトドリンク、酒、下着や乾電池、ちょっとしたものなどが売っているコンビニがあり、手ぶらで行ってもダイジョーブ!アイスもあるし、レンジで自分でチンするたこ焼きやパスタ、カレー、ドリアなども250円〜500円で売っているし、まるで漫画喫茶みたいです。

そして、驚いたのが、『ドンキー明神』という神様がいること!恋愛の神様、ということで、御利益があるそうです♪5月からは、絵馬を100円で販売して、そのお金を震災の義援金にあててくれるとのこと。

というわけで、基本、セルフサービスになっております。
アメニティもデリバリーもお茶セットも、基本的なモノは一通り揃っていますが、途中退室も出来るし、もう、自分達で好き勝手にアレンジしちゃった方が確実に楽しい!ということで、『お客様のご自由に!』という感じが全面に溢れています。

ルームサービスは、基本的に無く、ガスト、中華、ピザ等のデリバリーがあります。お部屋の中には自動販売機は一切無いので、飲み物などは一階のコンビニで買うか、持ち込むか、外出して購入するかして下さい^^

周りにはブックオフやツタヤ、ドンキホーテ、コジマ、ゲームセンター、24時間営業のファミレスや大手飲食チェーン店、コンビニ等があるので、一度チェックインした後でも好きな時にお出かけしても色々と楽しめますよ♪

今回お邪魔したのは705号室。

部屋は広く、快適でシンプル。自分家みたいに居心地良いです。
ダーツがあって、ナノケアが標準装備されているという、至れり尽くせりなお部屋です。
(ちなみに、7階だけは廊下もジャングルちっくになっています。)

パソコンも設置されているし、DVDプレイヤー、電子レンジ、持ち込み用冷蔵庫・冷凍庫、エスプレッソマシーンなどもあり、更には、お部屋にも漫画が置いてあります!
ルームウェアもヒョウ柄とゼブラ柄で、これはちょっとテンションあがるかも☆

仮に貴方がチェックインしたお部屋にパソコンが無くても、あきらめないで!(by真矢みき)ノートパソコンの貸し出しもあるので、是非ともそちらを利用して、色々調べてお出かけプランを練ってみてください^^

アメニティも豊富で、資生堂アティはレディース、メンズスキンケアラインがあり、クラシエの肌美精も一通りありました♪ドライヤーは2種類。シュシュもあり、何よりアメニティのパッケージに動物のイラストが描かれていて可愛いです!

部屋置きのシャンプーは2種類。
お風呂は広く、清潔感があり、洗い場がとても広いです。ローションもあるので、寝転がっても楽しそう!

シモンズ社のベッドは、ボトムがシングル二つを並べているので、隣の人が寝返り打っても気になりません♪

もちろん、取材で訪れている日向はひとりぼっちな訳ですが……。寝心地良くて、むちゃくちゃグッスリ眠れましたよ^^

―――という訳で、翌朝。せっかく外出OKなホテルなんだから外でご飯食べよー、と思って出かけてみました。(部屋には近隣の飲食店、他ショップのマップがあります^^)

ココスに行ったことがないから、朝ごはんはココスで食べよー、と思ってお出かけしたのですが、道を間違え(右折せずに行き過ぎた)たあげく辿り着いたら、なーんと、24時間営業じゃなかったです(笑)という訳で、朝ご飯を食べられるお店を求めて、しばし近隣を歩きまわることに……。

実際に近隣を歩いた結果、部屋のマップ上やインターネット上では24時間営業と記載されている店舗も、震災の影響なのか、朝10時とか11時〜夜11時とか深夜2時までの営業ところが多いみたいでした。途中、『焼肉凱旋門』なる店を発見して、特選黒毛和牛がむっちゃ美味しそうでした!機会があったら行ってみたいです。

結果、リアルに近隣で24時間営業なのは、デニーズと松屋、吉野家、コンビニ、であることが判明。デニーズで朝食をとって、コンビニでデザート買って、ホテルに戻りました^^

いつもこのハッピーステイで紹介してるホテルは、記念日にお勧めするようなゴージャスなホテルが多いけれど、ドンキーズジャングルなら、そういったホテル一回分の料金で週一くらいは利用出来ちゃうから、普段使いには本当にオススメです!近所にあったら、私も多分リピートすると思う……。

一見、メンバー特典などわかりにくいのですが、通うようになると、ちょこちょこドリンクサービスのチケットがもらえたり、なんかもらえたりするので(笑)だんだん特典やシステムがわかってくるそうです。「気に行って通ってたら、なんか貰っちった☆」みたいな感じなんですかね?!

取材中、コンビニでおやつを物色していたら、お客様がいらして、フロントの人に「Dタイプあいてますかー」と話しかけました。若い、ちょっと悪そーなお兄ちゃんだったのですが、その言い方が「おばちゃーん、ガリガリ君あるー?」みたいなノリだったので、「駄菓子屋かよっ?!(笑)」と心の中でツッコんだのですが、確かに、このフロント及びロビーのワクワク感は駄菓子屋に近いかも、と妙に納得した瞬間でした。

なんか、今回のホテルは、いつもとは違ったリラックスを体験することが出来ました!漫画読み放題だし。
居心地の良さとか自由度は自宅に居るのと変わらない。ていうか、それ以上!

外出も、本当に気軽に出来るから、使い勝手は最高です!

という訳で、気軽で楽しいホテル、「ドンキーズジャングル」でした♪


ドンキーズジャングル
千葉県千葉市中央区祐光2-3-16
043-224-5411



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