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ラブホテル評論家 日向琴子のハッピーステイ
プロフィール
日向琴子(ひゅうがことこ)
日向琴子(ひゅうがことこ)
19歳で上京し22歳で漫画家デビュー。 以後、漫画家として多くの連載やレギュラーを抱えるだけではなく、エッセイやグラビア、ラブホテル評論家等、多ジャンル各メディアにて幅広く活躍中。ライフワークとして、性感染症やエイズに関する予防啓蒙活動を続けている。
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HOTEL Azabu(2019.07)

今回は、「オッケーバブリー!」気分が楽しめる、知るひとぞ知る都会の隠れ家ホテル『ホテルAzabu』に行ってきました!  

ホテル名からもわかるように、東京は港区、麻布にあり、六本木ヒルズ向かい側、千駄ヶ谷方面に少し歩いて行った左側の路地にひっそりと佇んでいます。

その昔、バブルの紳士がこぞってイイ女を連れて来た、というホテルですから、この界隈でホントに遊び慣れた人じゃないと知らないという、ある意味伝説のホテルなのです。ここを知っていたら、ホンモノの遊び人!

バブルの勢いがあった頃に一番遊んでいた人達がリアルに今でも密かに通うホテルですから、昭和の息吹を感じたい若者にも是非一度は行ってみてほしいホテルです。特別な非日常空間が広がっていますよ!

というわけで、早速、ホテルへ。平日だというのに既に満室で、ちょうど宿泊に切り替わるタイミングだったからか、フロント前はお客様の入れ替わりが活発な感じ。

申し訳ないと思いつつ、こっそりお客さんを観察してみると、やっぱりお金持ちそう(笑)。カッコいいおじさまに華やかな女性のカップルが続々ホテルを後にします。取材時にホテルのスタッフさんが「8000円近くするシャンパンがよく出ます」とおっしゃっていましたが、確かにそんな感じがします(笑)。

とはいえ、最近では、バブルっぽい雰囲気を味わいたいと、若いお客さんもちらほらといらっしゃるそうで、宿泊のみ電話予約可能ですので、気になる方は是非!  予約して行ってみてくださいね。曜日・組数等に制限があるそうなので、ホテルのフロントまでお問い合わせください。

ロビーにはウェイティングスペースもあり、 フロント前にはウェルカムドリンクバーがあり、スーパードライ生ビールのサーバーもあります! カクテル6種・ウィスキー3種・梅酒・各種ソフトドリンク等もあり、水や氷にこだわっているそう。

今回お邪魔したのは、このホテルの中で一番広い特室だという301号室。ホテルアザブには『昭和回帰』をテーマに鏡張りのお部屋、その名も『ミラールーム』が7室あるのですが、その中のひとつです。さらに、90年代のディスコを彷彿とさせるミラーボールまで設置されているお部屋が6室あります。どんだけギラギラしているのか(笑)。しかし、このギラギラこそが、昭和のラブホ! バブルの象徴!

ミラーボールにポールダンス、鏡張りの客室…まるでステージみたいです! まさに、非日常空間! ちなみに、昭和のラブホテルは『ストリップ劇場からヒントを得た』とも言われているので、納得の空間演出ですね。ポールの前には、大きなL字型のソファーがどーんと構えているので、お互いショーを開催しても盛り上がりそう!

ここ10年はリゾートタイプやラグジュアリー系のラブホテルが増えていたので、今の若い世代が新鮮に感じるのも当然。しかも、ホテル麻布は洗練されているので、目の肥えたオトナが今来ても、居心地の良いホテルステイが叶うはずです。おまけに、全館リニューアルしたばかりなので、内装もとても綺麗!

客室には冷凍庫はもちろん持ち込み用冷蔵庫もあり、冷凍庫にはレンジで調理できるホットスナックも販売しています。火は使えないけれどミニキッチンもあるので、記念日などケーキや食事の準備もしやすいと思いますよ。

デリバリー以外のルームサービスもいろいろあり、ビーフカレーやバターチキンカレー、ふわとろオムライス、ぷりぷりのエビドリア、ミラノ風ミックスピザ、マルゲリータピザなど6種類が24時間注文OK! ドリンク類もシャンパン、ワイン、日本酒が豊富です!

日向は今回取材ということで特別に、ヴーヴ・クリコイエローラベル(10000円!)と、お料理6品、ウェルカムサービスの中からジンジャーエールとオレンジジュース、無料サービスのお水をいただきました。ビーフカレーやバターチキンカレーはボリュームたっぷりでとっても美味しく、福神漬けとラッキョウの漬物がカレー専門店のようなトレーで出てきたのが印象的でした。ピザは薄めの生地で、チーズがたっぷりかかっていてどちらもうまし! オムライスは、中の鶏肉が小さめに刻んであるので、女性も食べやすい感じです。すっごく美味しかった! ドリンク類も、瓶で提供されるなんて最近なかなかないので、テンション上がっちゃうのは私だけじゃないはず。

お風呂も広くて、浸かるだけでお肌がツルツルスベスベになるマイクロバブルバス仕様。浴室テレビもあり、301号室には浴室にゴールドのマットベッドも設置されていました。ローションも小分けのパウチに入っているものは用意されているので、ぬるぬるプレイも楽しめますよ!

ベッドの周りには素足で歩いて気持ち良い絨毯が敷かれていて、枕元には電気マッサージャーや羽根、アイマスクといったアイテムがさりげに置かれています。ナノイーのスチーマーもあるので、肌が乾燥する心配もなし!

そして、ベッドに寝転んで上を見ると、天井も鏡張りでした! ミラーボールのスイッチをオンにしていると、ブルーの照明にチラチラと回るライトがまるでプラネタリウムみたいです。ベッドの横も鏡張りですし、天井も高くてお部屋も広いので、ベッドに寝転んでいるだけで、相当幻想的な気分が味わえますよ。

ベッドも寝心地が良く、シルクのような肌触りの枕は、うっとりするほどなめらか。枕とベッドパネルの間には、長い枕が渡してあってラグジュアリー感がさらにアップ。贅沢ってこういうことだよな、と細部への心配りにおもてなしの気持ちを感じます。

ベッドパネル内には携帯充電器もあり、Wi-Fiもサクサク繋がるしビデオオンデマンドやプロジェクターまであるので、ネット環境も良く、楽しめるコンテンツもたくさんあります!

ルームウェアやコスプレ、シャンプー類のレンタルもあり、手ぶらで行っても大丈夫!

六本木ヒルズ近くという都会にありながら、麻布らしい、石造りの洒落た外観にシックでモダンなインテリア。まさに大人のための隠れ家。古き良き昭和のゴージャスさを体感できる貴重なホテルです。是非、若い世代のみなさんも行ってみてくださいね! 

もちろん、大人のカップル、おひとり様にもオススメです。

ホテル専用の駐車場は1台ですが、近隣に駐車場もたくさんあるので、遠方から車でいらっしゃる方も安心です。休憩で最大1200円、宿泊で最大2000円まで返金致してくれるそうですよー!



HOTEL Azabu
東京都港区西麻布1-3-10
03-5474-1237



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