今回は、福島県、会津若松駅隣の七日町駅から車で約10分のところにあるリバーサイドホテル『Ｍ’s』に行って来ました☆ 会津若松は今、ＮＨＫの大河ドラマ「八重の桜」で盛り上がっています！

そんな会津若松で１番客単価が高いという噂のこのホテル、かなり期待して行って来たのですが、今回はスゴイですよ！ラブホテル評論家史上初の色々なものに遭遇しました。それらは追い追いお話するとして―――……。

まずは外観！看板はとてもシックで派手ハデしい感じがないので、ともするとホテルと気付かないかもしれません。そのくらい目立ちません。駐車場のライティングも暗めなので、かなり落ち着いた感じです。

そして、ホテル入口に足を踏み入れた瞬間、アロマのとても良い香が全身を包んでくれました。 アロマの香りだけじゃなくて、このホテル、なんだか清々しい空気が流れていて、パワースポットなんじゃないかと思うくらい気持ちが良いです。 こういうホテルは、大抵従業員の皆さんの意識が高く、清掃なども徹底していることが多いです。

パネル前は明るく、エレベーター前にもバスソルトバイキング等があり明るいのですが、左手奥にあるウェイティングブースはガッツリ暗くなっています。

聞けば、このホテルには特に3つの強いコダワリがあるそうで、その中の1つが、この『暗さ』なのだそう。

今回お邪魔したのは、『ＦＬＡＴ』という名の301号室。

ミルキーグリーンを基調にした幻想的なお部屋で、まず一つ目のラブホテル評論家史上初！のプールみたいにくり抜かれたお部屋であることに驚きました。

ここ数年でオシャレなホテルやスタイリッシュなホテルが増え、リゾート風や贅沢、ラグジュアリー、セレブ感などのキーワードが多かったラブホテル業界ですが、久しぶりにラブホテルらしい遊び心が発揮されているホテルに巡りあいましたよ！

円形にくり抜かれた内側はタイル張りになっていて、本当にプールみたいです。広いお部屋に丸くくり抜かれた水のないプールが二つあり、その中にそれぞれベッドやソファ＆テーブルがある、といえば分かりやすいでしょうか？

テーブルの前にある階段部分にはプレゼントの四種類の入浴剤がディスプレイされていたり、段差のヘリに犬のぬいぐるみがクタッと置かれていたりして、とても可愛いです。

アメニティーも豊富で、基本的なスキンケア用品はボトルであり、フェイス用マスクやシュシュ、ヘアクリップ、そしてコレがラブホテル評論家史上初2つ目！のカチューシャがありました！コレは便利！

部屋置きでは消毒用アルコールやきれいのミスト、洗濯洗剤や花粉症対策グッズもあり、スリッパも、毎回抗菌処理されているので、水虫などの心配もいりません。

お風呂も広くスタイリッシュで全面ガラス張りになっています。全灯にしても暗めのお部屋ですが、やはりバスルームの電気をつけると明るいかも!?なので、恥ずかしがり屋さんはバスルーム内のブラインドを下ろすか、ガラスの外に付いているカーテンを引いちゃえばOKです!

お風呂には水鉄砲もあり、洗面台横に入浴中に見ることが出来るようテレビやDVDプレーヤーもあるので退屈知らずです。

シャンプー類はポーラのジュイエが置いてありますが、無料レンタル品も豊富なので、ロクシタンのシャンプーなどを借りてみるのも良いと思います?

そして、このホテルで使用しているのは超軟水の美肌の湯なので、お風呂に浸かるだけでお肌がツルツルになります！髪の毛もいつもよりしっとりしてまとまりやすくなりました☆

お風呂上がりにはバスローブやコットン地のガウンもあるのでお好きな方をどうぞ。スツールもあるので身支度も楽チンです。さらに体重計もあって「ご飯が美味しいホテルだと、ついつい食べ過ぎちゃって…」というダイエット中の人には嬉しい限りです。

エムズでは環境に配慮して、タオルやお箸、食器などの個別包装はしていません。そして、テーブルの上や洗面台には、清掃担当者の名前入りのメッセージカードが置いてあります。

それ以外にも 手書きのメッセージカードが至るところにあるのも印象的。これは、オープンからずっと続けているサービスなのだそうです。

ベッドの横にはメイド服を着せられたマネキンがあり、そこにも「ご自由にどうぞ」というメッセージカードがありました。

ベッドの寝心地は最高で、シーツもさらさらで気持ち良かったです。熟睡出来ました。

ベッドパネルには携帯用充電器が完備してあり、ベッド横には空気清浄機＆加湿器もあります。

持ち込み用DVDプレーヤー以外にも持ち込み用冷蔵庫、電子レンジ、セクシートイの自販機もあり、冷蔵庫の中にはミネラルウォーターのペットボトルが二本サービスで入っていました。

ルームサービスも豊富で、春限定メニュー以外にも、定食、丼、大盛りメニュー、ミニメニュー、プレート、オムライス、カレー、ナン、ハンバーガー、サラダ、パスタ、焼きそば、うどん、ラーメン、一品料理、おつまみ、お菓子セット、パフェ、キャラクターお菓子一個\1000などもあり、アルコール、ワインやスパーリングなどのドリンクも豊富です。

ウエルカムサービスも充実していて、ソフトドリンクやアルコールなどのドリンクと、お好きなスイーツが１人１品無料サービスされます。それ以外にも、平日無料のランチサービスなどもあり、至れり尽くせりです。

この日は、プレミアムメニューの特製焦がし醤油ラーメン＆明太高菜丼セット（ビジター￥1300、メンバー￥1040）黒ウーロン茶付きと、ウェルカムドリンクのメロンソーダ（チョコとお菓子付き）をいただきました。

このラーメンが、またものすごく！美味しかったです。大人気だというのが納得の味。お肉もいっぱい乗っているし、具材がかなり豊富で贅沢です。食べ応えがありました。

全てのお料理にオリジナリティを！ということで、ソースをオリジナルにしたり器や盛り付けに凝ったりと必ずひと手間アレンジが加えられていて、見た目も楽しくて嬉しくなります。会津ではソースカツが有名なのだそうですが、このホテルで使われているソースは、特別に作っている美味しいお肉屋さんのソースなんだそう。

お部屋もキレイで遊び心があり、おもてなしの心が随所に感じられてお食事もコダワリがあって美味しいし、言うことありません。今回は厨房やバックヤードを見せていただくことができましたが、どちらも整理整頓が徹底しており、厨房は物凄く清潔でピカピカしていました。ここまでキレイなホテルも初めてでした。

そんな厨房で作られる食事は本当に美味しくて、翌朝頂いたモーニングもとても美味しかったです。

モーニングは\390のメニューと無料のメニュー、計4種類があり、今回は\390の洋食セットをいただきました。こちらはパンが選べて、卵の焼き方や焼き加減、パンの焼き加減などもリクエスト出来ます。

日向はチェリーパンをいただきました。これがまた、やみつきになるほどおいしかったです。チェリーパンが出てくるホテルも初めてでした☆

リバーサイドと名がつくだけに、ホテルのすぐ横には川が流れていて、窓を開けると川のせせらぎや鳥の鳴き声が聞こえてきて、まるで旅館の様です。実際に、旅館に泊まりに来る感覚でいらっしゃるリピーターさんも多いそう。確かにこれは癒されます！ 302号室はベランダがあり、外に出ることが出来ます。風が優しく頬を撫でてくれます。夜はライトアップされて緑がとても綺麗です。それ以外にも、女優ミラーがあるお部屋、巻貝みたいな構造のお部屋、キッチンがついているお部屋、何故か「トイレギャラリー」になっているお部屋など、各部屋全てコンセプトが違い、同じデザインの部屋はありません。

一般的な利用者だけでなく、ホテル経営者の方や、これから自宅を建てようかとお考えの方なども、一度行ってみると様々な発見があるかと思います。もし、この記事を読んでくださっている社長さんの中に、従業員の教育に悩んでいる方がいらっしゃったら、このホテルの経営者に話を伺って見るのも良いかもしれません。

このホテルに行く為だけに会津若松に行っても良い！と断言できるくらい素敵なホテルでした。

メンバーになると条件は多少ありますが予約も可能になりますし、色々な割引もあるのでメンバーになるのが絶対お得！

ホテルは東山温泉入口にあり、近くには武家屋敷や鶴賀城もあるので観光客の方にも人気のホテルです。

是非一度、足を運んで見てください。絶対損はさせません！