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ラブホテル評論家 日向琴子のハッピーステイ
プロフィール
日向琴子(ひゅうがことこ)
日向琴子(ひゅうがことこ)
19歳で上京し22歳で漫画家デビュー。 以後、漫画家として多くの連載やレギュラーを抱えるだけではなく、エッセイやグラビア、ラブホテル評論家等、多ジャンル各メディアにて幅広く活躍中。ライフワークとして、性感染症やエイズに関する予防啓蒙活動を続けている。
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HOTEL555 錦糸町(2023.01)

今回は、ハピホテ予約もできて、おひとり様でも3名以上でも利用可能なホテル、東京・錦糸町にある『HOTEL555(ホテル スリーファイブ) 錦糸町』に行ってきました!

ラブホ激戦区である錦糸町の中でも、ひときわ珍しい「世界の小路」がコンセプトのデザイナーズホテルで、8階建てのホテルは、各階が世界の国々にイメージ分けされ、家具や小物にもこだわり、モダンでスタイリッシュな空間になっています。各フロアは、それぞれ「透」「妃」「妖」「密」「艶」「魅」「好」のテーマに従ってデザインされており、キュートな部屋からハードな部屋まで、タイプは様々。2018年にリニューアルオープンしたばかりなので、お部屋もとっても綺麗です!

ホテル入り口の扉が開くと、2階へと続く白く輝く階段がお出迎え。ロビーは2階にあり、パネルで好きなお部屋を選ぶとルームレシートが出てくるので、そのままお部屋に向かいます。休憩、宿泊どちらの場合も、お部屋に入った時に自動精算機でお会計するシステムなので、ホテルのスタッフさんと顔を合わす必要はありません。チェックアウト時に差額があれば追加でお支払いとなります。 ロビーにはウェルカムドリンクバーがあり、ソフトドリンクやアルコール類が無料サービス。エレベーター前には入浴剤バイキングもあるので、お部屋に行く前に好きなものをピックアップしてくださいね。

今回日向が利用したのは、スイートルームの802号室。8階のコンセプトは「透〜プラチナム〜」で、デザイナーズ&モダンなお部屋が揃っています。その中でも802号室は、シルバーとブラウンを基調にした大人っぽくてシンプルなお部屋。磨りガラスが多用されており、圧迫感もなくすっきりとした印象です。 広い室内はリビングエリアとベッドルームが分かれており、リビングには3人がけの黒いソファや大きなテーブルがあり、マッサージチェアも2台あります。テレビやエアコンも、リビングとベッドルームそれぞれに1台ずつあり、エアコンのコントロールパネルは、お部屋の入り口の壁に2台分設置されていて、操作もしやすいです。テレビのリモコンも見やすく、インフォメーションなどのPOPも大きな文字で見やすいです。茶色くてふかふかの個別包装のスリッパもあるので、裸足でゆったりくつろげます。

ベッドルームのテレビ近くには、パソコンのキーボードもあり、クロームキャスト対応で、テレビ画面で動画も見放題。もちろん、VODもあります。コンパクトコンポーネントシステムも設置されているので、CDや手持ちのスマホからブルートゥースで接続して、お気に入りの音楽を聴くことも可能。さらに、802号室はカラオケ付きのお部屋なので、カラオケパーティーも楽しめます!カラオケは、ジョイサウンドの大人気機種であるF1で、マイクは2本。ウェルカムサービスのドリンク以外にも、客室の販売用冷蔵庫の中に無料サービスのミネラルウォーターが2本入っているので、カラオケをたくさん歌って喉が渇いても安心です。

ちなみに、客室にあるお茶セットは、コーヒーカップなど個別包装の使い捨てのプラスチックのものが使われています。 枕元のベッドパネル近くには、携帯充電器も全種類対応で設置されており、アクセサリートレイや電気マッサージ器もあります。

ルームサービスも豊富で、サーロインステーキやハンバーグ、ジャンバラヤ、オムライス、ビーフシチュー、カレー、パスタ、グラタン、たこ焼き、焼きそば、ラーメン、ちゃんぽん、スイーツなどがあり、期間限定メニューもあります。日向取材時の季節限定メニューは「じゃがバターコーン」「アップルパイ&バニラアイスプレート」各450円で、他にも大人のイタリアン「からすみパスタ」(850円)や1日5食限定のスープカレー「アジャンタインドカリ店 伊豆長岡」の「とりカリ」(ライス付き1250円)がありました。からすみパスタは、からすみの程よい塩気と旨味がより一層際立つ風味豊かな1品で、地中海のキャビアと呼ばれる高級食材のからすみがふんだんに使われています。思わずワインが飲みたくなります!スープカレーは、札幌スープカレー界のレジェンド「アジャンタ」の味を引き継いだ「アジャンタインドカリ店 伊豆長岡」から現地直送の1品。ボリュームたっぷりの鶏とゴロゴロ野菜満載のピリリと辛いスパイスが効いた極上の美味さ。

日向はこの日、ホテルオススメの上記のからすみパスタ、スープカレー、アップルパイ&バニラアイスプレートをいただきました。どれも本当に美味しかったです。錦糸町は美味しいお店が周りにたくさんありますが、ホテルグルメを堪能するのもオススメです。ちなみに、ルームサービスのドリンク類も豊富で、中伊豆ワイナリーシャトーT.Sのワインもボトルで販売しています。価格帯も、2500円や3500円と良心的な値段設定なので、記念日などにも是非。

ルームサービスは、玄関の内鍵を開けた状態で、お部屋側の扉を閉めた状態にしておけば、従業員の方と顔を合わせなくても良いように工夫されており、1回目のチャイムは入室のサイン。2回目のチャイムは、「お料理をボードの上に置いて退室しましたよ」のサインです。これなら、恥ずかしがり屋さんでも安心ですね!

お風呂も広くて、シャワーの出も良く快適。ハート型のバスタブでゆったり過ごせます。大きめの浴室テレビもあります。部屋置きのシャンプー類はジフィー。バスルームはミストサウナにもなります。ガラス製のスタイリッシュな洗面台にはアメニティが豊富に揃えられており、HAJIMARIのスキンケアラインがパウチである他、フェイスシートマスクもあり、男性用はDHCforMENがパウチでありました。ヴィダルサスーンのヘアアイロンも、ストレート、カール用の2本が客室完備なので、手ぶらで行っても大丈夫!

クローゼットにあるハンガーも、厚みがあるタイプで、滑り止め加工がなされているものなので、非常に使い勝手が良いです。ツルツルした薄手の素材や、冬場のコートなど、ハンガーにかけると意外とズリ落ちちゃうことも多いと思うのですが、ホテル555はこういった細やかな部分にも配慮がなされているので、ストレスなく過ごすことができます。ホテル近隣には、浅草や東京スカイツリー、上野動物公園など、人気のスポットが盛りだくさん。駅周辺ではショッピングを楽しめるだけでなく、昼間から営業をしている飲み屋や、タイレストランの名店も多く、日本でありながら異国の雰囲気を味わえる錦糸町。

3000円〜4000円のクオカードがついてくるビジネスプランや、カラオケルーム確約の女子会プランなど、お得なプランもいろいろあり、宿泊は前日16時スタートで最大19時間利用だったり、宿泊2部は25時からお昼の12時まで利用可能で均一料金だったりします。使い勝手が良くて、サービスも良く、スタイリッシュで快適なホテルステイが叶うホテル。東京観光の拠点にも、普段使いにも、女子会にもおひとり様にもオススメの「HOTEL 555」、是非一度、遊びに行ってみてくださいね!



HOTEL555 錦糸町
東京都墨田区江東橋4-12-9
03-3846-5311



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