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ゆななの昭和ラブホ旅行記
ゆななの昭和ラブホ旅行記〜ホテルRYU〜

私は単身で日本全国、北海道から沖縄までの昭和ラブホを160軒以上巡り、SNSや週刊誌・TV出演を通し魅力を発信しています。
1985年に新風営法が施行され、それ以降はラブホテルに回転ベッドや一定以上の大きさの鏡などを設置することが難しくなってしまいました。
昭和ラブホとは新風営法の施行前、主に1960〜80年代前半に建てられて大きな改装をせずに当時の趣が残っているラブホテルのことを指します。
昭和ラブホの王道である回転ベッドや鏡張りの部屋、エアシューターなど……。当時を知る人にとっては懐かしく、平成生まれの人にとっては新鮮に感じられるのではないでしょうか。
今回ご紹介する昭和ラブホは、群馬県太田市にある「ホテルRYU」です。
創業は今年で51年目。半世紀にわたって現役で営業を続けている貴重な昭和ラブホです。

竜舞駅から徒歩約20分、太田桐生インターチェンジから車で10分の場所にあり、私は駅から歩いて向かいました。道も比較的分かりやすいので、車がなくても安心です。


全14ある客室の中から、私イチオシのお部屋をご紹介していきます。
まずは111号室。円形ベッドに壁一面が鏡ばりの部屋が出迎えてくれます。圧倒させられる光景です。※回転ベッドではありません。



さまざまな角度でしばらく鑑賞していたくなるような素敵空間です。寝転がると天井も鏡張りという光景もたまらないですね。しかも宮殿にあるような立派な白い柱まで立っています。
ベッドのデザインは鮮やかな青の生地に、可愛らしいドット柄になっています。


ドッド柄というのはなかなか珍しい気が……!創業51年とは思えないほど、とても綺麗に保たれていました。きっと、過去に何度かベッドの生地を張り替えたりしているのではないかと推測しています。今でもこのような空間を味わえることに感謝です。


ソファルームはこちら。鏡張りかと思いきや……宇宙柄の壁紙になっています。
この壁紙が意外にも、ベッドルームの鏡張りと絶妙にマッチしていて違和感は感じませんでした。
天井もよく見ると、一部が鏡張りになっていて赤いうねうねした模様が入っています。訪ねた際は細かいところも注目して見てみると楽しいですよ!


お風呂場も清潔感があり、青いバスタブが印象的です。2人で入るにはちょうどいいサイズ感になっています。昔はサウナが使用できたそうなのですが、修理できる業者がなくなってしまい、残念ながら今は使われていません。


続いては102号室。入室してこの光景を見た瞬間、テンションが高まりました!

どの角度から見ても最高です。壁にはロンドンの街並みが。なぜロンドンの街並みをチョイスしたのかは、デザイナーさんのみぞ知る……!?部屋を暗くするとロンドンの街並みに豆電球がつきます。ロマンチックなムードが高まりますね!

ソファルームは落ち着いた空間になっています。1人利用もできるので、自分だけの時間を満喫したい時にもピッタリです。

机の上には、ホテル名入りのライターが置いてありました。ふだん、昭和ラブホを巡っていてホテル名入りのライターやマッチを発見すると、記念にいつも持ち帰っています。コストがかかるという理由から、このような名前入りのライターを置かなくなってしまうラブホも増えているので、家で宝物のように大切に保管しています。


部屋を背景にライターを撮ってみました。他にも、ピンク・オレンジ・黄緑色もあります。何度も通って、全種類集めたくなってしまいますね。

浴室は先に紹介した111号室と同じデザインになっていて、バスタブの形が可愛らしいです。テレビも付いているので、ついつい長風呂になってしまいそうです。


玄関横では出前口を発見。出前を頼んだ時にここから受け取りができます。壁紙の柄は「いかにも昭和ラブホ」という雰囲気が漂っていて、これまた素敵です。


ホテルRYUでは自動精算機で会計をしますが、2024年9月上旬の取材時点では、落雷の影響で自動精算機が使えずに、こちらの小窓での会計になっていました(この小窓からスタッフ様に料金を渡します)。そのぶん料金が少しお安めになっています。
※通常料金に切り替わるタイミングなど、詳細はホテルRYUへ問い合わせをお願いいたします。


続いては106号室。事前にHPを見ていて「変わった部屋があるなぁ」と、気になっていた部屋なんです。ワクワクしながら入室……。



なんと、船の部屋になっています!しかも階段が付いていて、船の上にベッドルームがあります。これまでに、船の形をしたベッドは何度か見たことがあるのですが、このようなタイプとは初めて出会いました。
支配人様に話をお伺いしたのですが、とくに女性には大人気の部屋だそうです。清掃が終わるまで待たれるお客様もいるのだとか……!実際にこの部屋を見ると、待ってまで入室したくなる気持ちが分かります。

気になる船の上へと登ってみました。青×白のストライプの壁紙が爽やかで、海を連想させるデザインになっています。ベッド横の鏡も注目ポイントです。




なんだか、遊園地の船のアトラクションを思い出しました。他の部屋と比べて部屋のつくりも広めになっているので、開放的な気分を味わい時にも良いかもしれません。

この部屋はメゾネット形式になっていて、下の階には浴室などがあります。サウナもあるので、サウナ好きにもおすすめです。



そして実際に浴室を見てビックリ!バスタブが2つもありました!
右の小さめのバスタブは水風呂専用。サウナのあとに水風呂に入れるようになっています。至れり尽くせりの贅沢時間ですね。


最後にご紹介するのは、103号室。こちらは円形ベッドの部屋なのですが、昔は「回転ベッド」でした。※現在は回転しません。手動でベッドをまわすと回転します(笑)



天井やベッド周りに鏡があるのが、やはり昭和ラブホらしいですね。部屋も落ち着いた雰囲気なので、派手な部屋が苦手な方にもおすすめです。壁紙などシンプルなものに改装されていますが、開業当時がどんな姿だったのか気になってしまいます。タイムマシンがあったら見にいきたいくらいです。

この部屋もメゾネットタイプになっていて、下の階に浴室やお手洗いがあります。


そして、ホテルRYUは戸建て形式になっていて、人目を気にせずに利用することができます。



車を2台駐車できるスペースがある部屋があったり、敷地の裏にも駐車場があります。車2台で来ても安心です。
また、記事内の途中でも記載していますが、2024年9月上旬の取材時点では、落雷の影響で自動精算機が使えずに、玄関横の小窓での会計になっていました。そのぶん料金が少しお安めになっています。※通常料金に切り替わるタイミングなど、詳細はホテルRYUへ問い合わせをお願いいたします。

魅力的な部屋がたくさんで、一番好きな部屋を決めるのが非常に悩ましいです。
皆さまはお気に入りの部屋が見つかりましたか?群馬県にお住まいの方もそうでない方も、ぜひ一度足を運んでみてください!


プロフィール
昭和ラブホの魅力に取りつかれた、平成生まれの”昭和ラブホテル"愛好家。
単身で北海道から沖縄まで日本全国の昭和ラブホを130軒巡り、SNS、メディアでの記事執筆、ラジオ出演などを通じて魅力を発信中。


『回転ベッドを追いかけて』
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全国の昭和ラブホを渡り歩いて収めてきた500点以上の写真が、160ページ全編カラーで楽しめる。地域別のオススメ昭和ラブホや、初めて昭和ラブホを訪れるときの心得、さらには回転ベッドの生みの親で伝説のラブホテルデザイナー・亜美伊新(あみい・しん)氏へのインタビューも。
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